只見線地域コーディネーターの活動日誌

2019-11-04 イベント

JR只見線に越乃Shu*Kura初入線

こんにちは。只見線地域コーディネーターの酒井治子です。2019年10月29日、只見線に初めて、新潟支社の車両「越乃Shu*Kura」が入線しました。

https://www.jrniigata.co.jp/train/shukura/ 

越乃Shu*Kuraは、酒をコンセプトに、新潟の地酒や食材を、風景と共に楽しむ列車です。3両編成で、2号車は試飲や車内販売、ジャズライブなどを楽しむことができます。日本海沿いの夕焼けを大きな窓、ウィンドウビューの座席で楽しむことができる車両になっています。

今回は旅行会社のツアーが企画され、ツアー参加者のお客様が乗車されました。只見線の紅葉を車窓から楽しめるように、この時期に設定されました。小出―只見の線路沿いには、たくさんのカメラマンが待ち構えていました。当日運行した車両の一部や車内の様子をご紹介します。

車両はキハ48が改造されています。
座っても疲れないシートでゆったりと車窓を見ることができます。テーブルもありますね。
展望席もあり、座席以外でも景色を楽しめます。
只見駅を出発する際には、横断幕と手をふってお見送りしていただきました。
車内では地元の酒蔵、玉川酒造の風間さんによる試飲会。今回は3種類の日本酒を用意。
新潟県内から参加された皆様。田子倉へ向かうトンネル内にて乾杯。
車内には、写真撮影用のおちょこと盃もご用意。スタッフさんも記念撮影です。

 当日は、小雨交じりの転機でしたが、只見駅から大白川駅へ向かう途中、旧田子倉駅の付近で、列車は低速走行となり、車掌さんのご案内により、田子倉湖の紅葉をゆっくり車窓から見ることができ、お客様からは歓声があがっていました。普通列車とは違う内装の車内はもちろん素敵ですが、この車内で見る田子倉の紅葉はさらに美しく見えました。

只見線沿線の紅葉は、只見町付近は11月上旬まで、魚沼市は11月中旬まで、会津川口から会津柳津までは11月中旬まで紅葉の風景を楽しむことができそうです。今年は例年よりも紅葉のピークは数日遅くなっているようです。どうぞ皆様、盛秋から晩秋の奥会津へお越しください。

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