只見線利活用推進協議会(福島県・只見線沿線自治体等で構成)では、只見線の橋りょうやトンネルといった鉄道施設群について、土木遺産への認定を目指して取り組んでまいりました。
令和3年9月28日に令和3年度の選奨土木遺産に只見線鉄道施設群を認定したと公益社団法人土木学会から発表がありました。
<選奨土木遺産について>
◇土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存に資することを目的に公益社団法人土木学会が認定する制度です。
◇県内では、これまでに安積疏水関連施設(郡山市他)、十綱橋(福島市)などが認定されており、今回が7例目となります。
<認定概要>
〇名 称:只見線鉄道施設群(ただみせんてつどうしせつぐん)
〇認定年月日:令和3年9月17日
〇完 成 年:大正14年~昭和46年
〇認定理由:福島・新潟両県の地域資源の活用や豪雪地帯を結ぶライフラインとして、その機能美や四季折々の風景を創生する貴重な土木遺産群
※詳細については土木学会のHPをご覧ください。
(http://www.jsce.or.jp/contents/isan/)
※只見線ポータルサイトの特集記事もご覧ください。
(http://stg.tadami-line.and-ha.net/feature/dobokuisan/)
<認定された只見線鉄道施設群>
〇橋りょう
大川(会津若松市)
宮川(会津美里町)
滝谷川(柳津町・三島町)
第一只見川、第二只見川、大谷川、阿寺沢、第二左靭、山中沢、第三只見川(三島町)
細越、第四只見川、第五只見川、第二西谷(金山町)
第八只見川(只見町)
第四平石川(新潟県魚沼市)
〇トンネル
六十里越(只見町・魚沼市)
※ポータルサイト内の特集記事(上記リンク)では16施設を紹介していますが、 第五只見川橋梁を含めた17施設が認定を受けております。