只見線の土木遺産

福島県と只見線沿線自治体等で構成する只見線利活用推進協議会では、只見川に架かる橋りょうなどの鉄道施設群(17施設)の土木遺産認定を目指し取組みを行ってまいりましたが、2021年9月17日に選奨土木遺産に認定されました。

名  称
只見線鉄道施設群 ( ただみせんてつどうしせつぐん )
選定
理由
福島・新潟両県の地域資源の活用や豪雪地帯を結ぶライフラインとして、その機能美や四季折々の風景を創生する貴重な土木遺産群

土木学会 選奨土木遺産
について

土木遺産の顕彰を通じて、歴史的土木構造物の保存に資することを目的として、公益社団法人土木学会が平成12年に創設した認定制度です。
竣工から50年以上経過した現存する土木構造物のうち、

①工学的機能
②社会に果たした役割
③技術者の尽力・使命感の視点
④まちづくりへの活用性

などが考慮され認定されます。

「只見線土木遺産」の魅力

土木遺産に認定された只見川に架かる橋りょうなど17施設の鉄道施設群をご紹介します。
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ぜひご覧ください

第一只見川橋梁の変形と部材に作用する力についてのアニメーション動画を東北大学に製作して頂きました。
※部材の色は作用している力を示しています。
:引っ張る力 :縮む力
動画では、部材に様々な力が作用して高度な技術で建造されていることが分かります。
第一只見川橋梁を通過する際には、絶景を楽しむのも重要ですが、どのような力が掛かっているか考えてみるのもいいですね。

制作:東北大学大学院工学研究科土木工学専攻 斉木功

「只見線土木遺産認定記念講演会」

JR只見線の橋りょうなどの鉄道施設群が、後世に伝えるべき選奨土木遺産に認定されたことを記念し、2022年2月23日にオンラインで講演会を開催しました。只見線鉄道施設群の魅力とは?ぜひご視聴ください。

もっと読む

「只見線土木遺産シンポジウム」

県と沿線市町村等でつくる「只見線利活用推進協議会」では、只見線鉄道施設群の近代土木遺産としての学術的な価値を通し、観光資源や学習資源として活用されることを目的に、「選奨土木遺産」認定に向けた取組を進めています。
2021年2月23日に只見線土木遺産をテーマとしたシンポジウムを開催しました。ぜひご視聴ください。