只見線利活用推進協議会が応募しておりました第22回「日本鉄道賞」について、「特別賞」を受賞することとなりました。
これを機にますます只見線利活用推進協議会が一丸となって只見線を盛り上げてまいります。
※日本鉄道賞について
「鉄道の日」創設の趣旨である鉄道に対する国民の理解と関心を深め、国民の強力な支持を得るとともに、鉄道の一層の発展を期することを目的としており、鉄道に関する優れた取組に対して表彰するものです。平成14年に創設され今年で22回目。
※応募内容
「ふたたび、はじまる。再会、只見線」のタイトルで、地元の熱い想いにより全線運転再開につながった経緯や、「日本一の地方創生路線」を目指して、「列車乗客へのお手振り」、「駅周辺の花壇整備」、「車内販売」など、沿線自治体や関係機関、地元住民が一丸となって取り組む姿を紹介しました。
※受賞理由 (以下、国土交通省プレスリリースより抜粋)
2011年7月の新潟・福島豪雨で不通となった只見線。この度、廃線の危機を経て上下分離方式により11年3ヶ月ぶりに全線開通されました。
運転再開にあたり、沿線各市町村で「只見線に手をふろう条例」を制定するなど、沿線住民が一丸となっておもてなしを実施。その模様は全国的に大きく報道され、災害前より利用客が増加するなど、早くも具体的な成果を挙げられています。
今年6月には、風光明媚な沿線を活かし、えちごトキめき鉄道の観光列車「雪月花」が乗り入れるなど、驚きの挑戦に目が離せません。
2027年に向けての利活用計画も興味深く、これからの災害復興のロールモデルになる価値のある全線開通といえるでしょう。
これからも、地域の暮らしや文化・産業を支え輝かせる日本一の「地方創生路線」を目指し、益々進化した姿に期待を込めて、ここに「未来へつながる、希望の鉄路」特別賞を授与します。