只見線地域コーディネーターの活動日誌

2019-10-16 お知らせ

走る教室、只見線

こんにちは。酒井です。

昨年から始まった只見線を使った学習列車事業ですが、今年の秋も子どもたちが奥会津に訪れています。この事業では、只見線に乗り、児童や生徒の皆さんは、只見線沿線の食材を使ったお弁当を食べ、地域の話を聞きながら、車窓に流れる風景を楽しんでいます。

早戸ー会津水沼の車窓から見える只見川

この写真は、柳津町立柳津小学校の1年生から4年生が只見町へ遠足に向かう際の車内の様子です。朝の只見線の車窓からは、只見川にうっすらと川霧がかかっているのを見ることができました。

貸切列車の場合は、マイクを使って昔語りを聞かせて頂くこともありました。車内はエンジン音が大きく決して静かな場所ではありませんが、子どもたちは語り部さんの声に耳を傾け、真剣に聞いていました。

通常の列車だと、席の確保が難しい、マイクを使用して話すことができません。しかし、多くの子どもたちにとっては、只見線に乗ること自体が初めて、ということで、子どもたちは列車の様子、イスの形、つり革、そして車窓風景に夢中になっている姿をみることができます。

 この学習列車事業で、奥会津、会津地域に訪れた児童・生徒が、大人になったときに、車窓風景や鉄道の旅を懐かしく思い出し再訪してくれたらいいなと思います。

 この事業は11月下旬まで開催される予定です。学習列車事業の児童・生徒さんが、皆さんと一緒に只見線に乗っていましたら、どうぞ温かく見守って頂ければ幸いです。

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